ラマダンとは?ドバイのラマダン&ドバイ女子の遊び方

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ラマダンとは?ドバイのラマダン&ドバイ女子の遊び方

ラマダンって何?

ラマダンは、イスラム教の聖なる月で、イスラム歴(ビジュラ歴)の9番目の月にあたります。ムスリムはこの期間、日の出から日没まで断食(サウム)を行い、飲食や喫煙、欲望を控え、祈りや慈善活動におよそ30日間ものあいだ励みます。

ラマダンは、預言者ムハンマドにコーランが啓示された月とされ、信仰を深め、自己修養を高める大切な期間です。期間終了後には、「イード・アル=フィトル(断食明けの祭り)」が盛大に祝われます。

ドバイの風景

なぜラマダン中は断食するの?

お金持ちも貧乏な人も等しく空腹や渇きの辛さを味わうことで、恵まれない人々を思いやり、改めて平安の有難さに感謝し、より自身を清めようとする心を養う為だと言われています。断食をする期間はラマダン月の30日間、日の出から日没にかけて行われます。夕方の日没時から翌未明の日の出までは飲食は許されています。

ラマダン中のリアルな生活

ドバイに在住する非ムスリム教徒にとってもラマダン期間中は少し特別な期間です。

ドバイではラマダン期間中、仕事時間は短縮され、断食をしている同僚や周囲の人々への配慮が求められます。

昼間は街が静かで活動もスローペースですが、夜になると一転して賑わい、ショッピングや外食は夜がメインになります。特にイフタール(断食明けの食事)前後はタクシーやレストランが混雑するため、移動や予約のタイミングには注意が必要です。普段の生活とは少し変わり、配慮も必要にはなりますがラマダン中のドバイでは、非イスラム教徒もスケジュールや行動を少し調整しながら、特別な雰囲気を楽しむことができます。

ドバイのラマダン

ラマダン期間中でも、ドバイでは観光客に対する大きな制限はなく、通常通り観光を楽しむことができます。ただし、いくつかのマナーや注意点を意識することが重要です。

日中の飲食は許可されており、モールやレストランで食事をとることができますが、断食をしている人の前では控えめにするのがマナーです。アルコールに関しては、一部のバーやレストランで日中の提供が制限される場合があるものの、夜間は通常通り提供される場所が多くあります。

ラマダン期間中のドバイでは、ショッピングモールや観光施設の営業時間が延長され、深夜まで営業する場所が増えるため、夜の賑わいを楽しむことができます。一方で、服装には少し配慮が求められ、公共の場では肌の露出を控えめにすることが推奨されます。

アトランティスザパーム

ラマダン期間中のイベント

ラマダン期間中はイフタール、スフールと呼ばれる日没後から日の出にかけて行われる食事があり、多くのレストランやホテルではイベントが行われます。ラマダン期間中だけの特別な空間でイスラムの分かをより知れるいい機会ですので、ラマダン期間中に来られた際はぜひ体験してみてください。

ラマダン中のドバイは特別な雰囲気に包まれ、イフタール(断食明けの食事)を体験したり、夜の活気を楽しんだりすることができます。配慮を忘れずに行動すれば、ラマダンならではのムスリムの分かを楽しむ貴重な機会となるでしょう。